徹のおすすめ!カプセル剤情報まとめ

2017年02月06日

カプセルが溶ける場所の調整をする

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食事をするとき、まず口で細かく砕きます。それが食道を通り、胃に到達します。胃には強い胃酸があり、多くの食べ物はここで消化されます。それが腸に到達すると吸収されたり、不要物に分かれます。薬の場合、口に入った段階、胃に入った段階、腸に到達した段階などに分かれます。あまりはやく薬の成分が出てしまうと都合が良くない場合があります。

カプセル剤は、薬の成分がカプセルに包まれています。味などを感じないようにする役割がありますが、それ以外には溶ける位置を調整する効果もあります。胃で溶けた方がいい場合、腸で溶けた方がいい場合などがあります。カプセルはどれも同じように見えますが、薬によって異なります。一つの薬でも、溶ける場所が異なるように作られているものもあります。

注意したいのは、自分でかみ砕いてしまったり、カプセルを開いて飲むことです。これらをしてしまうと、副作用が出てしまうことがあります。効いては困るところで効くことがあるためです。カプセルをなめ続けるのも良くなく、水を使って流し込むようにして飲まないといけません。水を使わずに飲むと、食堂などに留まってしまい、そこで溶けてしまうことがあります。水で流せばそれを避けられます。